概要
弊社代表の故郷でもある、長野県駒ケ根市の中心市街地(JR飯田線「駒ケ根駅」の駅前商店街など)にある空きビル1棟を利活用し、現地で起業されたまちづくり会社によって地元学生や観光客向けのシェアハウスを創設するプロジェクト。
(対象物件:左側3階建てのビル)
駒ケ根市は中央アルプスと南アルプス、2つのアルプスに囲まれ、その間に流れる天竜川があり、素晴らしい自然に恵まれた囲まれたまちとして知られる地域。
(中央アルプスとその麓にある駒が池)
ただ、登山や観光客向けの宿泊施設が特に中心市街地にほとんどなく、せっかく遠方より訪れてくれた人の流れが諏訪、飯田市など異なるエリアに流れてしまう傾向がここ数十年続いてしまっている経緯があった。
(JR飯田線、駒ヶ根駅前にある広小路商店街)
そのため、自然資源を生かしつつも地域経済を伊那谷エリアで循環させる必要があるため、簡易宿泊・地元の産直市場・登山客コミュニティ形成・まちづくり拠点としての機能を有するシェアハウス創設に向けた準備を遂行中。
(対象物件の改修後写真①)
(対象物件の改修後写真②)
(上記写真の改修前)
(対象物件の改修後写真③)
(上記写真の改修前)
(対象物件の改修後写真④)
(上記の改修前写真)
(参考) 駒ケ根市WEBサイト
http://www.city.komagane.nagano.jp/
弊社の取組み
弊社では、シェアハウス創設を進めている駒ケ根現地のプレーヤーを遠方より支援。
また、年4-5回ほどの帰省時期にあわせて定期ミーティング、不定期にWEBミーティングを入れることにより遠隔地からのまちづくりプロジェクト参画を実現。
弊社では、具体的には以下の部分をメインに伴走支援中
・シェアハウス運営者となる事業体の機関設計、ガバナンス構築支援
・銀行融資、クラウドファンディング、ファンド組成などの資金調達の実行支援
・プロジェクト全体のビジョン設計、事業計画、投資回収計画の策定支援
・関東エリアなど都市圏からの人材交流、マッチング支援
今後
シェアハウス創設に向けて物件の改修工事が進行しており、開設に向けてプレイベント、各種ワークショップ開催なども検討中。
対象企業による本プロジェクトがキッカケとなり、駒ケ根駅前の中心市街地にある空き店舗や空きビルを活用した民間人材によるまちづくりを加速させ、伊那谷エリアの地域経済循環を改善させていくことを想定。